ブランケット
ブランケットとは、要するに毛布のことですね。
ブランケットを調べるとアメリカとイギリスが
出てきます。アメリカであればネイティブの人々の
服がそうなのではないかな?
あとイギリスは言うまでもなく毛織のメッカですし。
アメリカのブランケットにも幾つかの種類があって、
独自の歴史を刻んできたようです。
ペンドルトン Blancket
20世紀初頭、オレゴン州ペンドルトンの地で始まった
ウール・ブランケットの生産は、当初は周辺に住む
ネイティブ・アメリカンの部族のためであったそうです。
しかしペンドルトンのブランケットは、その高い品質と
美しい模様でまたたくまに他の部族へと広まり、
『ペンドルトン=ブランケット』といわれるほど、
彼らの生活と儀式に不可欠なものとなったようです。
ペンドルトンのブランケットは、ネイティブ・アメリカン
のみならず他のコレクターたちの熱い支持を得ているとか。
チマヨ ブランケット(オルテガ ブランケット)
チマヨブランケットとはアメリカ南西部を代表する手織り
の伝統工芸品です。チマヨ・ブランケットの歴史は
そのまま生産者オルテガ家の歴史となります。
初代のガブリエル=オルテガ氏はリオ=グランデ渓谷北部
(現在の米国ニューメキシコ州チマヨ)へやってきた
スペイン系開拓者集団の1人でした。氏は息子である
ミゲル=パブロ氏に、木機(きばた)による手織りの
技術と知識を教え込んだそうです。
その技術と知識が今日に至るまで途絶えることなく
続いているのです。
1900年、5代目当主であったニカシオ=オルテガ氏は、
日用雑貨などと共に手織りの工芸品を売る店を開業したそうです。
数年後、観光客がふえると、その需要に応えるべく、
ニカシオ氏は息子たちに機織を教え、更に親類や近所の人々
を職人として雇うようになったそうです。彼等やその子孫の
多くは現在もオルテガ社の為にブランケットを織り続けています。
時代の移り変わりと共に、材料やデザイン・パターンは
少しずつ変化してきたようですが、チマヨ・ブランケットの
技術と誇りは、親から子へ、子から孫へと受け継がれている
ようです。
あとは、ブランケットの種類というよりメーカー紹介ですね。
ジョンストンズ
スコットランドで200年の歴史を持つウールメーカー
らしいです。高品質な物を比較的安価で作ってる世界的に
有名なイギリスを代表するメーカーのようです。
クリッパン
スウェーデンのメーカーらしい。1879年設立ですから
歴史は浅い方ではないでしょうか?
ここで出しているシェニール織と呼ばれる糸に定評があるらしい。
暖かくて肌触りがいいらしい。
カデーレン
ここもスウェーデンのメーカーらしいですね。ウールとコットンを
織り交ぜた製品は肌触りが滑らかと評判らしいですね。
ロロス(ロロスツィード)
ここはノルウェーのメーカーのようです。ここの特徴は
デザインらしく、ノルウェーのグッドデザイン賞を何度も
受賞してるとか。また、軽くて保温性に優れた製品との事。
レーナ・レヴェル
ここはフィンランドのメーカーですね。ここのブランケットは
一枚一枚が手織りらしいです。
ここは暖かいだけでなく、染色に力を入れてるらしいです。
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