こうして副業なんぞを考えていると「情報」を
売るのが儲かるなんて良く聞きますね。
じゃあ「情報」って何?なんて考えると眠くなって
きます。
情報は一部の人だけが知っていて始めて効果が
あると思いますし、時間が経過してみんなが知ったら
効果は無くなるんだろうなって思いますね。
有名なところではロスチャイルド家とワーテルローの
戦いなんてありますし・・・
身近な所では競馬の情報か・・あれも「勝負情報」
ってのを売ってる会社も多々あります。業界OBが
絡んでるようなのですが、芳しくはないですね。
要するに「誰の為の情報か?」ってことになると、
馬主や生産者等の身内が儲ける為の情報ってことでしょう。
静内のWINDSが売上より払戻しの方が多いってのも
その辺が原因ではないでしょうかね。
アイデアの素なんてのはそういった情報を具現化した
ものなんじゃないかなあ。本業における顧客からの要望
でもいいし、クレームの集積でもいいし、、、、
数年前ですが、上司がふと「電池が無くなっても着信だけは
できる携帯電話なんてないかな・・」って言ってました。
今でもこれが実現すればいいかもしれない。
これらのアイデア・情報とは違う位置にあるのがノウハウ
なんじゃないでしょうか。結果を出す過程が確立されたもの。
本業は電気通信なんですが、リモートメンテナンスなんてのを
ときどきやります。PC・ネットワーク関連では一部顧客と
リモートサポート契約を結んでたりします。理解ある人から
見れば「当然」かもしれません。
でも私の周辺ではまだまだ理解されていないのが現実で、
「こっち来て作業したわけでもないのに金取るのか」
なんて話になったりもします。営業自身も現地作業がないと
料金請求できないなんて思ってる訳であって・・
個人営業してる方が言った言葉が面白かった。
「分かってる人がやったら数秒で終わるけど分からない人が
やったって1年かかってもできない」
極端な言い方ですがたぶんこれがノウハウなんでしょうね。
同じ時期に、メーカーからの依頼で1件の障害対応に行きました。
YhooのBBフォンを使用してるのですが、BBフォンでかけられなく
なってしまったとの事。色々調べましたがどうしても分かりません。
接続も正常ですし、正常に動作してます。といいますか・・
私がやると上手くいくのにお客様がやると上手くいかない。
2時間以上頑張りましたがとうとうダメで・・万策尽きてお客様に
謝ってメーカーと帰ろうとしたときにふと番号をうつのを見ると、
最後に「#」なんぞ入れてるではありませんか・・・
「あ・・・それだ・・・」
#を入れると接続が早くなるのはISDNの特徴であって、IP電話だと
逆に接続できないんですね。そこはなぜ#を入れるのかって問題に
なるのですが、それを知ってる・知らないでこんなにも違ってくる。
この人は海外に掛ける事が多いらしく、この問題が起こってから
1月の電話代が6万とか・・3ヶ月位続いてるらしく、本来IP電話
の基本料でいい所を18万以上払っていたようです。#一文字で
18万円です。でかいですね。私はこの時に技術的に何かをした訳
では無いのですが、私が「#」を指摘する事でこの人は月6万円を
解消できた。メーカーの方がそういった理解をしてくれたので
この時の出張料金1万円を請求できました。作業しないと請求
出来ないといった考え方だったらこの時請求は出来なかったでしょう。
ちなみに#というのは「もうこの先に発信データはないですよ」って
意味です。これが無ければ最大8秒(だったかな)待ってデータ受付
終了します。