モンゴルの統一

イェスゲイの死後、テムジンは支配下の部民に見放され、一説によると

家族だけになったとか(これは誇張でしょう)

しかし、再起を果たしタタル部やタイチウト、ジャダランなどのモンゴル部内の

敵対勢力と戦って次第に勢力を拡大。

ジャダランなんて最初は同盟者だったわけでテムジンと盟友(アンダ)の誓いを

結んでたわけなんだが・・・

紆余曲折あって、彼らは対決することになるんですね。

ジャダランのジャムカも優秀な人物だったらしいので

両雄並び立たずといったところなのかな?

テムジンはキヤト氏出身。ジャムカはタイチウト氏と結んで対決したらしいです。

キヤトは初代ハン(カブル・ハン)。タイチウトは2代目ハン(アンバガイ)

を出した要するにライバルなわけで・・・どの道戦う事になったんでしょう。

十三翼の戦いの後、ジャムカとタイチウト氏はテムジンとケレイト族に敗れ

ジャムカは逃亡、タイチウトは滅びます。

さて、そんなケレイト族ですが今度は同盟を破ってテムジンに挑みます。

一時は勝利しますが、瞬く間に勢力を回復したテムジンに今度は敗れ

滅びます(滅ぶという言い方が正しいかは微妙)

流浪のジャムカ。今度は西方の強国ナイマン族をけしかけます。

しかしナイマンはテムジンの前にあっけなく敗北。

「あんたら強国じゃなかったのか!?」

とジャムカが言ったかどうかはわかりませんが、しぶといジャムカは今度は

北のメルキト族の元へ・・・

それを追ってテムジン北伐。メルキト敗北。ジャムカ遂に捕まる。

ジャムカは「貴人の為の処刑方法」によって生涯を閉じます。

と、同時にモンゴル高原がほぼ統一され、その後オングト・オイラトを

従えたテムジンは1206年クリルタイでハーンに推戴され

チンギス・ハンとなります。

・・・・ところで・・・・

貴人の為の処刑方って何???

それは・・袋に包んで馬に踏ませるという、貴人のための血を流さない処刑

だそうです。。。これけっこう残酷な気もするが・・・・

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鐙(あぶみ)が無いので古代のヌミディア騎兵ですね