多くのポルトガルの先人達の積み重ねの結果、ヴァスコ・ダ・ガマが
インドへ到達したのは1498年でした。
場所はインド南西にあるカリカットだったそうです。
当時のインドは交易のよって栄えていたそうです。
この辺、まだまだヨーロッパとの経済格差は大きかったようです。
カリカットの主要取引先はアラブ商人だったらしいですが、
時のカリカット王はポルトガルとの交易も望んだらしく、
許可が下りたとの事。
彼はこの功績により「インド洋提督」となったようですが、
この遠征の凄まじいところは、4隻180人で出立したのが、
帰れたのは80人程度、残り100人は壊血病で死亡したと
言われています。ガマの弟パウロもこの遠征で死亡したとの事。
壊血病の原因もわからず対策も無かった時代ですから、文字通り
かかったら最後だったことでしょう。
その後、1502年に再びガマはインドへ行きます。今度は20隻の
大艦隊だったようです。
このインドへの到達がヨーロッパに大航海時代をもたらしたと言われています。
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