【 インド到達後のポルトガル 】
インド到達後のポルトガルはインド交易圏の維持と
同時にマラッカ方面への進出を試みていたようです。
ポルトガルが人口が少ないので交易圏全域をカバー
することが出来ない為、要所を固めて要塞化する事
で対応していたそうです。
1509年にマラッカ遠征艦隊が派遣されています。
これとインド交易圏の確立は同時進行に近いもの
だったとの事です。同じく1509年には
アフォンソ・デ・アルブケルケ提督がインドの
ゴアを占領しています。
ヴェネチアがエジプトと組んでポルトガル排除を
画策していたようですが、上手くはいかなかった
ようです。
ポルトガルがマラッカを制圧したのは1511年。
激しい戦闘だったそうです。ただ、周辺は対立する
イスラム諸国だったので、要塞化したマラッカを
維持する為に周辺のイスラム諸国と戦ったようです。
この頃のポルトガルの艦隊にはあのマゼランも
いたらしいです。彼は後に西回りで太平洋を渡る事に
なります。有名ですね。
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