頭と尻尾はくれてやれ

「頭と尻尾はくれてやれ」⇒完璧な底値や天井は狙わず、ほどよいところで利益を確保するのが賢明。

いいですね!「頭と尻尾はくれてやれ」は、利食いと損切りのタイミングを考えるうえでとても大事な投資格言です。短期・中長期問わず、全ての投資家が心に留めておきたい教訓です。

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「頭と尻尾はくれてやれ」とは?

意味をざっくり言うと…「相場の最安値(頭)で買って、最高値(尻尾)で売ろうなんて思うな。そんなの他人にくれてやれ」

つまり:
- 完璧な売買のタイミングを狙うのは欲張りすぎ
- 真ん中(おいしい身の部分)を取れれば十分儲かる
- 無理して“底値買い”や“天井売り”を狙うと、失敗しやすい

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どうして重要なのか?

感情に振り回される投資家のあるある:
- 「もう少し下がるかも…」→ 買い逃す
- 「まだまだ上がる!」→ 天井で掴んで下落に巻き込まれる
→ こうした“欲”に支配されると、利益を逃したり損失を広げたりしがち。

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投資の実践での考え方

株価が上がってきたけど、もっと上がりそう
 →( 欲張りの感情)
    →「尻尾は他人にくれてやれ」→今利確でも十分

株価が下がってるけど、まだ下がりそう
 →(恐怖・疑いの感情)
   → 「頭は他人にくれてやれ」→底を完璧に当てなくていい


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実際にありがちな失敗例

エピソード:底値で買おうとして買い逃す

- 株価が1000円 → 900円になったから買いたいけど、「もうちょい下がるかも…」と我慢  
- → 結果、株価が反転して上昇 → 1000円超え  
- → チャンスを逃して買えずじまい??

このとき「頭(底値)はくれてやれ」で、900円台で買えていれば大勝利だった

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チャートで見るイメージ(言葉だけで説明)


株価の推移(簡略イメージ)


|                        ● 天井(売りたい気持ちMax)
|                  /\
|               /     \
|            /           \
|         /                 \
|      ●(買い頃)           ●(売り頃)
|   /
|● 底(買いたいけど怖い…)
+-----------------------------→ 時間


真ん中の“身の部分”をしっかり取れればそれでOK!  
完璧を目指すより「確実な利益」を。

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この格言がくれる投資の心構え

- 完璧を目指さない謙虚さ
- ほどよい欲と、ほどよい恐れ
- 利益を確実に得る思考

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似た意味の投資格言

- 「木を見て森を見ず」
- 「利食い千人力」
- 「八分目利確、二分の余韻」

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まとめ
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| キーワード  |                  内               容                              |
|-----------|-------------------------------------------|
| 頭             | 最安値(欲張って狙いがち)                                |
| 尻尾         | 最高値(欲張って逃しがち)                                "
| 身の部分   | 利益を取りやすい安全ゾーン                              |
| 教訓         | 「美味しいところだけ取ればいい」。完璧は狙わない!
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気になる銘柄や投資ジャンル(株・仮想通貨・ETFなど)があれば、  
「どこまで取れれば“身の部分”か?」って一緒に考えるのもアリですよ!気になるものある?

いいですね!「頭と尻尾はくれてやれ」の考え方が生きた、実際の投資エピソードをいくつか紹介します。これは“欲をかきすぎない大切さ”を教えてくれる格言。うまく使えば、大損を防ぎつつ、しっかり利益を取れるようになります。

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格言の復習:「頭と尻尾はくれてやれ」  
> 最安値で買おうとせず、最高値で売ろうともしない。 真ん中(おいしい部分)だけ取れればそれで十分。


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エピソード@:ゲームストップ株(GME)の熱狂と地獄

背景(2021年)- Redditの投資コミュニティ「WallStreetBets」が中心となってGME株を買い煽り、数ドルだった株価が一時$483まで急騰。

欲をかいた投資家の末路
- 一部の投資家は「まだ上がる!」と売らず、天井付近で掴み直した人も。
- → 株価は暴落し、$40台まで急落。大損した人多数。

教訓
- $100-$300で利確していた人たちは、「完璧な天井でなくても十分な利益」を取れていた。
- → まさに「頭(数ドル)と尻尾($480超え)はくれてやれ」。

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エピソードA:ビットコインの利確タイミング

背景- ビットコインが2020年後半?2021年にかけて300万円→700万円台まで急騰。

成功例
- 多くの個人投資家が「500-600万円台」で利確。「まだ上がるかも」という誘惑に乗らず、欲を抑えて一部売却。
- → その後ビットコインは一時400万円台まで暴落。

教訓- 最高値を狙わずとも、真ん中で確実に利益を取った人が一番賢かった。

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エピソードB:任天堂株を買って、欲張らず利確した話(日本の個人投資家)

背景- 2016年、ポケモンGOブームで任天堂株が1万円台→3万円台に急騰。

ある投資家の判断
- 2万円台で買って、2.8万円で売却(まだ上がりそうだったが一部利確)。
- その後、3万円台のピークをつけたが、急落して2万円台前半まで下がった。

その人の感想 「完璧な売りはできなかったけど、十分な利益。高値を狙ってたら落ちてた。」

→ まさにこの格言の実践者!

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## ?? 共通点から学べること

| エピソード   |    欲を抑えて利確     |        欲をかいて失敗                |
|-----------|-------------------|----------------------------|
| GME株       | 一部利確で利益確保 | 天井狙いで暴落に巻き込まれる |
| ビットコイン | 真ん中で利確           | 最高値狙いで下落に苦しむ      "
| 任天堂株   | ほどよい利確で満足   | 高値追いは損に                      |
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この格言を実践するためのコツ

- 「8割で満足」の精神を持つ
- 利確ルールを事前に決めておく(例:目標価格の80%で一部売却)
- 欲張りすぎない。完璧を目指すと破滅しやすい

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気になってる銘柄や、いつ利確すべきか悩んでるポジションがあれば、  
「どこまで取れれば“おいしい身の部分”か?」一緒に考えてみてもOKですよ!気になるものある?





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